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リハビリテーションセンター
リハビリテーションセンター科長 高橋
当院におけるリハビリについて簡単に説明します。現在は外来・通所・訪問の3部門でのリハビリを行い、日本整形外科学会の提唱している 運動器の10年 に当院も取り組んでいます。当院のリハビリテーションセンターには、リハビリ専門職である理学療法士と作業治療士が所属しており、充実したリハビリを提供できるよう体制を整えております。当院のリハビリでは患者さま自身が疾患を理解し、積極的に治療に参加できるよう整形外科医、理学療法士、作業療法士が連絡を密にして、患者さま、利用者さま一人一人に適したリハビリを提供できるように対応しています。
リハビリテーションセンターの主な活動実績
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1. 外来リハビリテーション(医療保険適応)
当院での外来リハビリは、消炎鎮痛を目的とする物理療法と理学療法士・作業療法士による個別リハビリがあります。まず物理療法を行い、症状の改善が見られない場合や初診時に重症の場合は療法士による個別リハビリを行います。
外来個別リハビリでは、脊椎疾患、関節疾患、骨折、腱・靭帯損傷などの疾患や加齢による体力低下、痛みやしびれ、人工関節置換術や靭帯再建術などの手術後を含め、様々な運動器疾患を対象にしています。当院では開設時より温熱・電気療法などの物理療法のみではなく、リハビリ専門職である理学療法士・作業療法士が整形外科医の主治医と連携を取りながら患者さま個々に見合った総合的なリハビリテーション計画を作成し、個別での運動器リハビリを行う事で、生活機能の改善とQOL(日常生活の質)の向上に努めています。
また学生やスポーツ愛好者などのスポーツ障害に対し、テーピング指導やインソール(中敷き)の作成などを含めたスポーツ外傷後のリハビリや専用のマシンを用いての筋力測定・トレーニングを行い、スポーツ復帰のための運動指導も経験豊富なスタッフが行っています。
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- 医療保険での個別リハビリは完全予約となっており担当療法士が1対1での治療を行います。
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2. 介護保険を利用したリハビリについて
当院リハビリテーションセンターでは、介護保険によるリハビリテーションサービスとして、通所リハビリテーションと訪問リハビリテーションを行っております。当サービスは要支援・要介護認定を受けている方が対象となります。- ・
- 通所リハビリテーション
- 通所リハビリテーションとは、要支援・要介護者の生活機能およびQOLの維持・向上のため、リハビリを中心に提供する介護保険サービスの一つで、その中でも当事業所では短時間型通所リハビリテーションを提供しております。 当事業所では、リハビリ専門職が利用者の活動・参加レベルの目標を個別に設定し、短時間で集中的にリハビリテーションサービスを計画的に提供することで、目標達成に向けた積極的な支援をしております。 なお、食事や入浴、レクリエーション、送迎などのサービスは行っておりません。
【サービス内容】
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- 自宅訪問による住環境の確認
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- 健康チェック
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- 機能訓練|関節可動域訓練、筋力強化など
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- 歩行・基本動作練習
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- 日常生活活動練習
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- 自主トレーニング指導|トレーナーによる個別指導
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- 福祉用具導入のための評価や助言
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- 住宅改修(手すり・段差解消など)に関する評価やアドバイス
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- 介護方法に関する助言や指導
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- 関係者への情報提供と助言・指導
【サービス提供エリア】
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- 館山市
【パンフレット】
【運営規定・重要事項説明書】
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- 訪問リハビリテーション
- 訪問リハビリテーションは、通院等が困難な方のご自宅に理学療法士・作業療法士が訪問してリハビリを行います。
ご本人様が住み慣れた地域でよりよく安心して生活を送っていただくために、自分でできることや、家族・地域とのかかわりを増やし、生活範囲を広げ、快適で豊かな生活を送ることが出来るよう、ご本人様・ご家族様の思いを考慮しながら実施していきます。
骨折後や手術後で通院が困難な方、退院・退所後で在宅生活が安定していない方へ、短期集中的なリハビリを提供できることが、当院の訪問リハビリの大きな特徴です。
【サービス内容】
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- 健康チェック
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- 物理療法|骨折に対する超音波療法など
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- 機能訓練|関節可動域訓練、筋力強化など
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- 歩行・基本動作練習
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- 基本的日常生活活動(BADL)の練習|起居動作・移乗・移動・食事・更衣・排泄・入浴・整容食事・トイレ・入浴・更衣・整容・移動などの基本的な日常生活活動
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- 手段的日常生活活動(IADL)の練習|家事(掃除・料理・洗濯・買い物など)、交通機関の利用、電話対応などのコミュニケーション、スケジュール調整、服薬管理、金銭管理、趣味などの複雑な日常生活活動
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- 自主トレーニング指導
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- 福祉用具導入のための評価や助言
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- 住宅改修(手すり・段差解消など)に関する評価や助言
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- 介護方法に関する助言・指導
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- 関係者への情報提供と助言・指導
【サービス提供エリア】
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- 館山市
【パンフレット】
【運営規定・重要事項説明書】
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通所リハ
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通所リハ
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訪問リハ
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訪問リハ
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TOC
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TOC
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TOC
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3. ロコモ予防教室|ロコモクラブ
ロコモは、ロコモティブシンドロームの略で、骨・関節・軟骨・椎間板・筋肉といった運動器に障害が起こり、「立つ」、「歩く」といった機能が低下している状態をいいます。進行すると日常生活にも支障が生じ、わが国の寝たきり原因第1位となっています。ロコモを予防することが、健康でいきいきとした生活を送り続けるための重要なポイントであると言われています。
当院では、ロコモ予防を目的とした体操を行うグループ活動「ロコモクラブ」を実施しています。ロコモクラブは、椅子を使用した簡単なストレッチと筋力トレーニング等を行うもので、所要時間は40分程度です。毎回、専任のスタッフが、やり方を説明しながら体操を行いますので、体操が苦手な方でも安心して行えます。【ロコモクラブの内容】
興味のある方は、お気軽にスタッフにご相談ください。 -
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元気が出る体操
「元気がでる体操」は、高齢者の介護予防を目的に、当院の理学療法士・作業療法士の意見を元に考案した体操です。この体操は、ストレッチ・体操編で構成され、足腰の弱い方や痛みのある方でも、無理なく体操を実施できるような工夫がなされています。「元気がでる体操」は、当院主催のTOC公開講座や館山市の介護予防事業「元気がでる体操教室」などで活用され、地域住民の介護予防に役立っています。【元気が出る体操】
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元気が出る体操
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元気が出る体操
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